Exchange Server 2013移行手順書

Exchange Server 2013 インストール

  1. Microsoft Unified Communication Managed API 4.0 Runtimeのインストール
  2. exeの実行
  3. サーバの役割の選択

メールボックスの役割、クライアントアクセスの役割、Exchange Serverのインストールで必要なWidnows サーバーの役割と機能を自動的にインストールする、にチェックを入れる

  1. インストールの前提条件の確認
  2. 問題がなければインストール
  3. インストールが完了したら再起動

 

Exchange Server 2013の動作確認

  1. Exchange管理用アカウントの作成

作成したアカウントは”Domain Admins”,”Exchange Organization Administrators”グループに追加する

  1. Exchange管理センターの起動

https://Exchange Server 2013名/ecp/
※IEのセキュリティ機能の強化を無効化しておく

  1. Exchange管理センターにログオンできることを確認
  2. [受信者] → [メールボックス] → [追加] → [ユーザーメールボックス]
  3. [新しいユーザーメールボックス]画面で[新しいユーザー]を選択し[保存]
  4. 管理センター画面の[メールボックス]内にあたしくユーザーメールボックスが作成されていることを確認
  5. Exchange Server 2013でのメール送信確認

https://Exchange Server 2013名/owa/

  1. Exchange Server 2007でのメール受信・送信確認

https://Exchange Server 2007名/owa/

メールボックスの移動

  1. Exchange管理センターに接続
  2. [受信者] → [移行]
  3. [新規作成] → [別のデータベースに移動]
  4. [移動するユーザーの選択] → [追加]で追加するユーザを選択し[OK] → [次へ]
  5. [移行バッチ名]を入力 (例:メールボックス移動01)
  6. [アーカイブ]は”アーカイブとプライマリ…”を選択
  7. 移動先データベース名を選択し[次へ]
  8. レポートの受信者を選択し, [バッチを自動的に開始する]
  9. [移行バッチを自動的に完了する]のチェックを入れ、[新規作成]
  10. [状態]が[同期済み]になったことを確認
  11. 右ペインの[この移行バッチの完了]をクリックし、しばらく待って[状態]が[完了済み]になることを確認
  12. Outlookで移行の確認を行う
  13. 移行要求の削除

移行が完了したタスクを選択し、[削除]

 

受信コネクタの設定

  1. Exchange管理センターに接続
  2. [メールフロー] → [受信コネクタ]
  3. [サーバーの選択] からExchange Server 2013サーバーを選択

 

送信コネクタの設定

  1. Exchange管理センターに接続
  2. [メールフロー] → [送信コネクタ]
  3. Exchange Server 2007で使用していた送信コネクタを選択して[編集]
  4. [スコープ] → [ソースサーバー] → [追加]
  5. Exhange Server 2013サーバーを選択し[追加]
  6. [ソースサーバー]のリストからExchange Server 2007サーバーを[削除]し[保存]

 

Exchange Server 2007のアンインストール

  1. Exchange管理シェルの起動
  2. 次のコマンドでオフラインアドレス帳を削除

Get-OfflineAddressBook –Server kimagure-dc1 | Remove-OfflineAddressBook

  1. 次のコマンドで全て削除されたかを確認

Get-OfflineAddressBook –Server kimagure-dc1

  1. [プログラムの追加と削除]より”Microsoft Exchange Server 2007”を削除する

“管理ツール”も削除する