ファイルサーバ納品

本日、米子市内の会社にファイルサーバを納品いたしました。
サーバ本体は中古を利用し、ハードディスクに新品を用いました。

《サーバー仕様》

  • 本体:HPE Proliant ML310e Gen8
  • CPU:Intel Xeon E5-1240 v2 (4C/8T)
  • メモリ:PC3-10800E 8GB (4GB*2)
  • ハードディスク:3.5インチ SATA 2TB * 4 (WD Red)
  • 電源:460W * 2 (冗長化電源)
  • RAID:HP P420 1GB FBWC RAID6構成
  • OS:Microsoft Windows 10 Pro 64bit
  • バックアップソフト:Acronis TrueImage 2019
  • バックアップディスク:USB3.0外付け 4TB

今回のファイルサーバは、社内で利用されるCADソフトのライセンスサーバの機能を持つこともあり、なるべく停止しないことを目的に、RAID6を選択しました。

SATAではありますが、NAS用の高信頼型のハードディスクの一つであるWesternDigitalの WD Red (WD40EFRX) を4台用いました。

ここでも、信頼性を担保しつつ価格を抑えるため、SASであったり、WD Redの上位 WD Red Pro、WD Goldではなく、WD Redを選択したのは、弊社でのWD Redへの信頼に寄るものもありました。

OSについても、Windows Server 2019を検討しましたが、ActiveDirectoryやリモートデスクトップサービスを利用する予定はなく、ファイルを共有でき、CADソフトのライセンスサーバ仕様にWin10が含まれていたので、Windows 10 Proとなりました。

OSがWindows10になったことから、Windows Serverのサーバーバックアップ機能は使えなくなりましたが、クライアントOSのため、安価で高機能なAcronis TrueImageとUSB外付けHDDで外部バックアップとしました。RAID6構成ではあるものの、ハードディスクが連続して故障する可能性もないわけでなく、RAIDが壊れる可能性もあり、データの可用性が必ずしも確保できているわkではないので、念には念をということで。

弊社は中古品の中から信頼性の高いものをチョイスし、お客様の要求仕様と希望価格に沿って適切なものをお勧めします。